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家づくり研究室

【土地探し】好条件は良い土地?家族の暮らしから考える土地の探し方

こんにちは。私の名はティール教授。当研究室へようこそ。今日も私の研究課題である家づくりについて話していきましょう。

土地探しをするときは、一般的によく言われる「好条件」にあてはまる土地を見つけたくなりますね。ですが、好条件とはなんでしょうか?日当たりの良さでしょうか?それとも、アクセスの良さ?もちろん、それも良い土地です。でも、一番大切なのはあなたと家族が住みやすい土地ではないでしょうか。



年齢や家族構成、収入、理想の暮らしへの考え方によって「いい土地」の定義は変わるものです。土地探しをするときはまず、一般的な固定概念を解き放って、自分がどんな暮らしがしたいかを考えてみてください。ここでは、「土地の良し悪し」ではなく「暮らし」重視で考える土地の探し方をご紹介します。



[目次]

1. 一般的な「好条件」が住みやすいとは限らない

2. 「難あり」の土地も工夫次第で住みやすくなる

3. エリアにこだわりすぎず、広い視野で考えよう

4. 条件だけでは計れない土地の価値

5. 土地探しと家づくりはセットで考えよう



一般的な「好条件」が住みやすいとは限らない

「駅から近い」「商業施設が充実している」など利便性のいい土地は、通勤・通学や買い物に便利です。



ただ、駅前にはアパートやマンションが建っていることが多く、なかなか予算に見合った土地を見つけられないことが多いもの。また、人通りが多くて落ち着かなかったり、周辺道路が渋滞したりと、便利な立地だからこそのストレスも生まれるものです。

平日の昼間はお家にいますか?土日に買い物に出かけますか?通勤は電車?それとも車?などなど、ご家族の生活スタイルに照らし合わせてみると、これまで必須条件だと思っていたこともそれほど重要ではないことに気づくかもしれません。本当の「便利」とは何か、ご家族の暮らしから逆算して考えみましょう。



「難あり」の土地も工夫次第で住みやすくなる

一般的に「難あり」とされる土地でも、建て方や間取りの工夫次第で心地よく暮らすことができる場合もあります。「ここは良い土地じゃないから住みにくい」と切り捨てず、一度立ち止まって考えてみてはいかがしょうか。



「難あり」とされる土地のメリットは、なんといっても相場より安く入手することができるところ。そのぶん、建物にお金をかけることができ、満足のいく住まいを実現できます。ただし、土地のデメリットを理解して購入することが大切。難ありの土地にはどんなデメリットがあるのか、また、そのデメリットをどのように解消できるのかを見てみましょう。



北側道路の土地

北向きの土地に建てた家は、光が入りにくくて薄暗いイメージがあります。でも、お風呂やトイレなどの水回りを北側に集中させ、南側にリビングを配置することで光を取り込むことはできます。このとき、南側の隣家との距離をしっかり取るのがポイントです。



三角地などの変形地

四角と比べて三角地は有効利用しにくく、建物が狭くなってしまいます。また、資産価値が低く、売り出すときに高い値で売れないというデメリットがあります。でも、ある程度の広さがあれば間取りの工夫で十分に暮らしやすい家を建てることはできます。また、資産価値が低い分、土地価格や固定資産税も安くすみます。



旗竿地

道路に接する部分が狭く、細い通路の先に敷地がある土地を「旗竿地(はたざおち)」といいます。四方を建物に囲まれていることが多いので、日当たりが悪そうだし、駐車も不便そう。中には、水道管や電線が通っていなかったり、重機が土地に入れないために建築コストが高くなる場合もあります。ただ、二階リビングにすれば日当たりの悪さは解消できます。また、駐車場を家の近くに借りることができれば、駐車場問題も解決。デメリットをうまく解消する工夫、気になる土地であれば一度住宅会社に相談してみるとよいでしょう。



傾斜地

傾斜地に新築する場合は、建物を建てる有効面積が狭くなってしまいます。また、安全性を確認・確保するために基礎工事や擁壁(ようへき)工事に余分なコストが必要になることもあります。購入前にはしっかりと確認しておくことが大切です。ただ、傾斜地は一般的に、山や海が見えたり、遠くまで見渡せたりと、眺望がいいことが多いもの。自然を感じる暮らしを送ることができるかもしれません。



エリアにこだわりすぎず、広い視野で考えよう

「〇〇エリアに住みたい」と、最初からエリアを限定してしまうと、土地探しの難易度がグッと上がってしまいます。例えば、「〇〇市は子育て世帯への行政サービスが手厚いから」とそのエリアにこだわるあまり、広さを妥協したり予算オーバーしたりしてまで購入するのは考えもの。費用不足で理想の家づくりができなくなってしまっては、本末転倒です。



とくに子育てファミリーは、「子育てのしやすさ」を土地探しの条件に挙げることが多いのですが、子育て期間は人生のほんのいっとき。一時期の魅力より、一生涯満足して暮らせるエリアを選びましょう。



条件だけでは計れない土地の価値

インターネットやチラシを見ていると、「駅まで○分」とか「日当たり良好」などという文字が踊っている土地が魅力的に見えます。でも、文字にできる条件だけではその土地の本当の価値は分かりません。



少し駅から遠いけれど、近隣の方がのんびりと仲良さそうに暮らしていたり、南向きではないけれど、隣家との距離が離れていてしっかりと採光できそうだったりと、実際に見に行ってみると文字だけでは分からなかったその土地の良さが見えてきます。土地探しはぜひ、ご自身の目で見て、足で歩いて確かめてみましょう。



土地探しと家づくりはセットで考えよう

土地探しだけで考えると、条件のいい土地を選ぼうとしてしまいがち。でも大切なのは、その土地に、思い描く家を建てられるかどうかということです。「駅近」「商業施設が充実」「小学校が近い」といった、一般的な条件にとらわれないで。家族の暮らしを軸にして考えれば、どんな土地があなたにとって「いい土地」なのかが見えてくるはずです。



土地探しも家づくりの一部。理想の暮らし方を住宅会社に伝えて、一緒に土地探しを手伝ってもらいましょう。この土地ならプランの工夫次第で理想の暮らしが叶う、というアイデアをくれるはずです。未来の暮らしを思い浮かべて、ぜひ、あなたの理想を叶える土地選びをしてくださいね。



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