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【草津市】で、いざマイホームを!知っておきたい本当の「家のお値段」

こんにちは。私の名はティール教授。当研究室へようこそ。今日も私の研究課題である家づくりについて話していきましょう。

多くの人にとって、一生に一度の大きな買い物となるマイホーム。家を建てるには、たくさんの資金が必要になるのは言うまでもありません。

でも、「一体いくらかかるのか」「相場はどれぐらいなのか」と具体的に考え始めると、実はあまり分かっていないことに気づきませんか?「家の値段といったら、坪単価×坪数でしょ?」という方も多いかも知れませんが、それって本当でしょうか…。



実際、住宅会社の広告やチラシなどで、新築費用について「坪〇万円~」とうたい、安さを売りにしているケースを目にします。依頼先を探す時に、いくらくらいで建てられるかという建築費用の比較に使っている人もおられるでしょう。ところがその一方で、「いざ家を建ててみると、考えていた予算以上に費用がかかってしまった」「坪〇万円なんてウソだった!」と後悔する声も耳にします。



なぜこういう状況が起こってしまうのでしょうか?それは、「家の値段=坪単価×坪数」ではないからなのです。マイホームづくりで失敗しないために、まずは正しい知識が不可欠。

そこで今回は、「坪単価」とは何なのか、家を建てるためには実際どんなお金が必要なのかなど、「家の値段」について見ていきましょう。



[目次]

1. そもそも坪単価って?「標準仕様」の落とし穴に注意!

2. 本当の家の値段:その①「本体工事費」

3. 本当の家の値段:その②「付帯工事費」

4. 本当の家の値段:その③「諸費用」

5. 大切なのは、しっかりと相談にのってくれる施工会社を選ぶこと!

そもそも坪単価って?「標準仕様」の落とし穴に注意!

坪単価とは、「1坪(約3.3m²)当たりどのくらいの建築費がかかるのか」を示したもの。



建物本体価格を坪(床面積)で割った数値が坪単価となり、例えば、床面積30坪の家の建物本体価格が1800万円だとしたら、坪単価は60万円ということになります。



多くの人はこの坪単価を目安に家づくりの予算を組むようですが、ここで注意!話はそう簡単ではないのです。

坪単価の計算基準は住宅会社によって異なり、想定されている「標準仕様」には明確な規定はありません。「ごく普通の生活を送るのに困らない必要最小限の仕様」を標準とする会社もあれば、なかには「雨露をしのげるレベル」を標準とみなす会社も。

そして、「標準仕様」以外の注文は、すべて「グレードアップ」や「オプション」となり別途費用が発生。一見お買い得だと思っても、自分たちが納得できる家にしようとすると予算を大幅に上回ってしまうことも少なくありません。

住宅会社のなかには家の値段をできるだけ安く見せるための「見せ餌」として坪単価を用いることが多く、気をつけないと大変なことに。その会社が想定する「標準仕様」がどんな内容なのか、十分に比較検討する必要があるでしょう。



さらに、この「坪単価」は、あくまでも建物本体の建築費用(本体工事費)であって、その他の関連工事や必要経費が含まれていないことを理解しておく必要があります。

家づくりには必要なのは、

①「本体工事費」②「付帯工事費」③「諸費用」の大きく3つ。

これらすべてを合計したものが、本当の「家の値段」。つづいて、この3つの費用について述べていきます。



本当の家の値段:その①「本体工事費」

先に述べたように、「本体工事費」とは、建物本体をつくるために必要な建築費用のこと。

基礎や柱、梁などをつくる費用、床や壁を仕上げる費用、キッチンやトイレ、バスルームの設置など、メインの工事にかかる費用であり、総費用の約7割を占めます。


<本体工事費の内訳例>

・仮設工事費用/工事に必要な足場や仮設電気、水道、職人用のトイレ設置など

・基礎工事費/建物の基礎部分の工事費用

・木工事費/構造材や造作材などの加工、現場工事

・屋根板金工事費/屋根瓦やガルバニウムの設置、雨どいなどの設置作業

・タイル・左官工事費/玄関や風呂など、タイル貼りや左官工事

・電気・水道工事費/電気の配線やコンセントの設置、水道やガスなどの配管作業

・内装工事費/建物内の壁や天井、床フローリングなどの取りつけ作業

・設備品の設置工事費/システムキッチン、バス、トイレなどの設置工事

など。



本来は付帯工事費である照明器具やエアコン、電気やガスの屋外配管などの費用を本体価格に含む会社があるなど、各社によって内容は異なるほか、先にも述べたように「標準仕様」の設定も会社によって異なるため、工事の内訳は一律ではありません。

金額だけでなく、その内容までしっかりと検討することが大切なのです。



本当の家の値段:その②「付帯工事費」

本体工事を進めるために、それに関連するさまざま工事が必要となります。それらの費用を「付帯工事費」と呼び、総費用の約2割を占めます。



<付帯工事費の内訳例>

・地盤調査・改良費/家を建てるに足る堅固な地盤かを調査し、必要な補強を行う工事

・引き込み工事費/水道管やガス管などを土地に引き込む工事

・外構工事費/駐車場や玄関までのアプローチや犬走りなどを造設する工事

・造園工事/庭の石垣や植栽などを行う作業

・屋外電気工事/屋外の照明や給排水の設置工事

・特殊設備工事/太陽光発電や蓄電設備を取り付ける場合の追加工事

・空調設備工事/エアコン本体や室外機、換気扇などの取り付け工事

・照明器具工事/シーリング、ペンダント、ブラケット、ダウンライトなどの照明器具工事

・カーテン工事/カーテンやブラインドの購入、取り付け作業

など。



付帯工事は、新しい家で生活するために最低限必要なもの。建築会社で見積もりを取った際には、すべてが揃っているか内容をしっかりと確認しましょう。

また、土地の状況や希望する住宅仕様のグレードやオプションによって大幅に費用が変わってくるので、土地購入やプランニングにあわせて、現実的な資金計画を考えていきましょう。



本当の家の値段:その③「諸費用」

そして3つめが「諸費用」。これは、設計や各種申請、保険、税金など、工事以外にかかってくる費用で、総費用の約1割を占めます。



<諸費用の内訳例>

・登記費用/土地や不動産の所有者を登記簿に記載し、所有権を得るための手数料

・登録免許税/不動産取得で登記をしたときにかかる税金。登記手数料とは別に国に支払う

・住宅ローン関連費/事務手数料、保証料、抵当権設定費用、地震・火災保険料など

・印紙税/売買契約書と工事請負契約書を作成するための印紙代

・固定資産税、都市計画税/住宅の所有者が毎年支払う地方税

・不動産取得税/不動産を取得した際に、都道府県に支払う都道府県税

・祭事費/地鎮祭や上棟式などの祭事にかかる費用

・引っ越し・家具購入費/完成した家に住むための家具、家電の購入費

・予備費用/想定外の事態が起きた場合に備えての予備費用

など。



そのほかにも、設計が建築基準法に合致しているかを役所や民間指定機関に審査してもらう物件検査手数料や建築中の事故や火災に備えての保険代もかかります。

住宅会社によって「諸経費」「管理経費」など名目はさまざまですが、うやむやにせず内訳をたずね、必要・妥当な経費なのかしっかりと確認を。



大切なのは、しっかりと相談にのってくれる施工会社を選ぶこと!

いかがでしたでしょうか。家を建て、暮らせる状態にするためには、「坪単価×坪数」の金額以外にもさまざまな費用がかかるのがお分かりいただけたと思います。

本体工事費、付帯工事費、諸費用の割合は、7対2対1程度の内訳バランスだということも、ぜひ念頭に置きたいところです。(※土地代は含んでいません)



これまで見てきたように、「家の値段」は住宅の仕様や間取りプラン、デザインによって大きく変動するもの。また、ただ単に値段を安く抑えることばかりを追求しても、その後トラブルが発生してしまうようでは意味がありません。たとえ坪単価が高くても、その分住宅性能が高ければ、長期的に見てメンテナンス費用やリフォーム費用が抑えられ、結果的にお買い得になるケースもあります。



そうしたさまざまな要素をしっかりと検討し、納得のいく住まいを実現するためにも、まずはきちんと相談にのってくれる住宅会社を探すことが大切です。

「どこに声をかけていいのか分からない」という方は、まずはお近くの工務店やハウスメーカーなどが主催する無料相談会や見積作成を活用するのも良いでしょう。



加えて、建築費用だけでなく、設計、建築、メンテナンス、リフォームと、これから長く付き合うパートナーとしてふさわしいかを見極めることも併せて考えておきましょう。

こちらの想いに耳を傾けてしっかりとコミュニケーションを図ってくれる、「相性」の良いパートナーを見つけることも、より良い住まいづくりへの第一歩。



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