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家づくり研究室

暮らしから実現できる、SDGsに貢献する家づくり

こんにちは。私の名はティール教授。当研究室へようこそ。今日も私の研究課題である家づくりについて話していきましょう。

みなさんが家を建てようと考えるとき、浮かぶのは、新しい家に暮らす家族とのいろんな物語でしょう。住みよい家と街に暮らし、いつまでも人生を豊かに過ごしたいですね。そしてこの幸せな生活を、私たちの子どもや孫の世代にも、ずっと受け渡していきたいものです。

家は建てた瞬間だけが幸せではありません。これからの家族との幸せ、そして子どもや孫たちに笑顔をつないでいくために家づくりはあるのです。



すべての人の幸せを未来に引き継いでいこう、このような考え方は世界中で広まり、具体的に取り組んでいくための目標が国連で定められました。ご存知でしょうか?「持続可能な開発目標」SDGs(エス・ディー・ジーズ)です。

今回は、SDGsの考え方にのっとったフィックスホームの取り組みについて、2回に分けてご紹介していきます。



[目次]

1. SDGsとは?~フィックスホームの取り組み~

2. グローバル目標1 貧困をなくそう

3. グローバル目標3 すべての人に健康と福祉を

4. グローバル目標5 ジェンダー平等を実現しよう

5. グローバル目標8 働きがいも 経済成長も

6. 子どもが住み続けたくなる家を建てること



SDGsとは?~フィックスホームの取り組み~

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)は、2015年に国連サミットで採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指そうとする目標です。



世界じゅうの先進国だけでなく、発展途上国まですべての国が、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓い、17のグローバル目標と、さらに細かく分けられた169のターゲット目標に向けて取り組むものです。

17のグローバル目標には、取り組み、解決していくべきテーマが示されています。例えば、飢餓や貧困といった基本的な生活についての課題や、技術革新やクリーンエネルギー、働き方といった、産業・経済の発展についての課題、そして、気候変動や世界平和といった、地球規模で協力して取り組みたい課題があります。私たちにはなじみがない遠い国の課題にも関心をもって、みんなでよりよい世界にしていこうという、地球レベルでの大きな取り組みなのです。



SDGsは、国や自治体だけが取り組むだけでなく、企業や個人も、世界中の誰もがこの目標達成に参画できるよう、誰にでもわかりやすい言葉で示されています。私たち一人ひとりがさまざまな活動を通じて、自分だけでなく他人とも幸せを分かち合い、そして次世代に、誰も取り残さない社会を実現していこうというものです。



私たちフィックスホームも、いい家づくりを通じて、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。これは、当社だけでなく、当社を家づくりに選んでくださったお客さまとの取り組みでもあるのです。今回は、私たち独自の取り組みと、フィックスホームの家に暮らすことによって、SDGs17のグローバル目標のうち、どんな理想の社会を実現できていくのかを見ていきましょう。



グローバル目標1 貧困をなくそう

フィックスホームの原点は、家づくりによって過剰な住宅ローンが足かせになり、豊かな生活を送ることができなくなった家族を数多く見てきたことにあります。



無理のある資金計画をもとに家を建てたことで、家族旅行を我慢したり、子どもに満足な教育を受けさせられなかったり。家族が幸せになるために建てたマイホームにもかかわらず、毎日の暮らしを制限せざるを得なくなってしまいます。



フィックスホームは、「正直な価格表示」「平等なお見積り」をお約束し、これから暮らす人が無駄な借金を背負わなくてよいようにアドバイスしてきました。将来、思うような収入が得られなくなるといった、もしもの場合にも困窮されることのないよう、適正なライフプランと資金計画をご提示しています。



グローバル目標3 すべての人に健康と福祉を

家は生活の拠点ですから、赤ちゃんからお年寄りまで、みんなが快適に過ごせることが第一です。



性能にこだわり、冬の寒さや夏の暑さ、梅雨時の湿気など、外の気温や湿度の影響を受けにくい高気密高断熱な家づくりで、住む人の健康増進・長寿命をお手伝いします。室内を効率よく快適な空間に保てることから、光熱費を抑えることができます。とくに高齢者の体に負担がかかりやすい温度差によるヒートショックを緩和する構造を採用し、一年中快適に暮らせる工夫を施しています。住む人が高齢になっても安心して住まうことができるよう、将来の幸せまで考えたバリアフリー構造などもその一例です。



さらには、耐震性にもこだわった設計で万が一の地震に備えます。フィックスホームの建物には、強度を示す耐震等級の指標で、最高等級である「3」の強度が。建物の倒壊や損壊からご家族の命を守ります。



グローバル目標5 ジェンダー平等を実現しよう

住宅をはじめとする建設業界は、大工さんや職人さんといった「男性の職場」のイメージが強いものです。フィックスホームでは、すべての従業員が職務にかかわらず役割のジェンダー平等を実施し、互いに助け合いながら業務にあたっています。



また、お客さまに豊かで幸せな生活を提供する私たちが、ジェンダーの不平等感によって自分たちの仕事や暮らしを犠牲にすることはならないと考えています。従業員もお客さまと同じ生活者の一人であるためです。



当社は、出産や子育てを理由に退職することがないよう、職場に子どもを連れてくることを認めています。また、2つの私立保育園と提携することによって、社員の子どもは優先的に入園でき、保育料も軽減になるなど、パパもママも働きながら子育てをしやすい環境整備をすすめています。



グローバル目標8 働きがいも経済成長も

お客さまに安心安全で快適な住環境をご提供することよって、イキイキと働ける生活基盤を整えることに貢献します。また、これから定着するであろう在宅勤務の働き方や、ホームオフィスといった新しい生活様式にあわせたご要望にも、対応させていただきます。



また、フィックスホームは、従業員の働きがいあっての企業成長を大切にします。従業員は、在宅勤務など、個々の事情に応じてフレキシブルな勤務形態を選ぶことができます。家庭と仕事のバランスを整えることによって、もっとも最適な生産性と生活の充足感を満たすことができます。



また、働きがいが得られる職場環境の改善にも、積極的に取り組んでいます。



子どもが住み続けたくなる家を建てること

以上のように、SDGsは世界規模で実現する目標といっても、身近なものであり、そう難しくはないことです。世界じゅうが望む幸せを実現していく最初の一歩は、私たちの生活です。私たちが率先して、誰も取り残さない生活を実現することこそが、社会課題を解決するモデルとなり、ヒントとなると考えています。家族が健康で快適に暮らし、子どもや孫たちが住み続けたくなるような家を建てること。フィックスホームはこれからも、地元のお客さまへ持続可能で幸せな住環境を提供してまいります。



次回は、街づくりや地球環境といったグローバル目標に関わる取り組みをお伝えしていきます。



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