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家づくり研究室

【大津市】で注文住宅を建てるなら実践|【家族会議】から始める、失敗しない理想の家づくり

こんにちは。私の名はティール教授。当研究室へようこそ。今日も私の研究課題である家づくりについて話していきましょう。

ようやく叶える、念願のマイホーム。どんな家にしようか、ワクワクが止まりませんね。

でも、いざ家づくりをスタートしてみると、資金計画や土地の購入、業者選び、間取りをどうするのか、どんなデザインにするのかなど、具体的に考えていくべきことが山ほど。

一体に何から手を付けていいのか、混乱してしまう方も多いでしょう。



まずは資金計画から?はたまた、いろんな事を相談したいから業者選びが先?

実は、それらを決める前にまずやっておくべきことは、どんな家にしたいのかを、家族みんなで集まってしっかりと話し合う「家族会議」なのです。

どんな家をつくるのかによってかかる費用も異なりますし、どんな場所に土地を購入すれば良いのかも関係してくるはず。さらに、家づくりのパートナーとなる業者選びに際しても、まずはどんな家にしたいのかを伝えられなければ成功しないでしょう。



マイホームは一生に一度の大切なお買い物。だからこそ失敗しないために、家族の想いを確認しておくことが大切です。

今回はそんな「家族会議」について、上手に進めていくポイントをご紹介いたします。

[目次]

1. 家族の想いを記録し、施工会社との打合せにも役立つ『家づくりノート』を用意しよう!

2. Step 1:「不満」を明確にしよう。~家族が住みたくない家とは?

3. Step 2:「希望」を出し合おう。~家族が望む暮らし方とは?

4. Step 3:「テーマ」に沿って「優先順位」を決めよう。~家づくりのコンセプトとは?

5. 「家族会議」から理想の家づくりをはじめてみよう!


家族の想いを記録し、施工会社との打合せにも役立つ『家づくりノート』を用意しよう!

会議を始める前に、まず用意したいのが一冊のノート。このノートに家族の想いや、つくりたい住まいのイメージを書き留め、家づくりの重要な資料として活用します。



たとえば「リビングは絶対に南向きで、ウッドデッキとつなげたい」「小さくても良いからパパ専用の書斎が欲しい」「キッチンから水廻りに行き来できる2way動線にしたい」「小上がりの畳コーナーがあると便利かも」など、どんな小さな意見でも、書き出していくことでイメージがどんどん明確になっていきます。

また、雑誌やネットで見つけた素敵な画像やアイデアなどを貼り付けていくのもOK!間取りプランだけでなく、デザイン面での参考にすることもできます。



記録し情報を整理することで家族の意見を上手にまとめることができるだけでなく、この『家づくりノート』が一冊あれば、施工会社との打合せをする際にも自分たちの思う理想の住まい像をしっかりと伝えることができます。

考えていくうちに迷ったりした時にも、ノートを読み返すことで原点に立ち返ることも可能ですね。

さらに、家づくりのプロセスを記録したノートは“想い出”として形に残り、家族みんなの大切な宝物になるでしょう。

Step 1:「不満」を明確にしよう。~家族が住みたくない家とは?

さて、いよいよ家族会議のスタートです。

最初の議題は「今の住まいについての不満」。どんな部分がダメなのか、何に困っているのかを、家族みんなで洗い出します。



「なぜ希望ではなく、不満が先なの?」と疑問に思われる方、実は、不満を挙げていくことで、気づかなかった本当の希望が見えてくるのです。

「こんな家に住みたいな」「こんな部屋が欲しいな」という希望は、単なる憧れであることが少なくありません。どんなに素敵なイメージであっても、実際のライフスタイルに合っていなければ、より良い住まいづくりにつながらないのです。



大切なのは、自分自身はもちろん家族みんなの“本当のニーズ”を明確にすること。そのためにも、今の住まいに対する不満がとても重要なヒントを与えてくれるのです。そして、その不満を解消していくことが、大切。

普段は気づかなかった家族の本音が見えてきて、暮らしそのものを見直す貴重なチャンスとなることでしょう。

Step 2:「希望」を出し合おう。~家族が望む暮らし方とは?

さて、不満を出し合うことで家族の気持ちが見え始めたら、次の議題は「マイホームに対する希望」です。ここでは楽しく自由に、イメージの羽を広げましょう。


とはいえ、ただ闇雲に意見を出し合っても、なかなかまとめるのは難しいもの。

そんな時は、リビング、ダイニング、キッチン、主寝室、子ども部屋、水廻りなど、スペースごとに話題を区切るのもひとつの方法です。



また、「なぜそれが欲しいのか」と、理由から話し合っていくのも良いでしょう。



「子どもたちと一緒に料理をしたいから、広めのキッチンにしたい」「仲間を呼んでBBQを楽しみたいから、ベランダはできるだけ広くしよう」「愛犬が散歩からすぐに家に入れるよう、玄関横に洗い場が欲しい」「子どもたちが大きくなったら個室にできるよう、間仕切った場合のドアや窓の位置を考えなくちゃ」などなど…。

欲しい理由を具体的に話し合うことで、家族が望むライフスタイルがしっかりと見えてくるはずです。



「つくりたい家」と同時に「したい暮らし」を一緒に考えると、夢は大きく膨らみますね。

Step 3:「テーマ」に沿って「優先順位」を決めよう。~家づくりのコンセプトとは?

家族それぞれの希望が出そろったら、次に重要になるのが「優先順位」です。すべての希望を形にできれば苦労はないのですが、当然、予算面でも設計面でも制約はあるもの。それに、好きな要素を闇雲に詰め込んでしまったら、落ち着きのないちぐはぐな家になってしまうことも…。

そこで、絶対に譲れないものは何なのか、妥協点は何かを決める必要があります。


ところが、何を優先すべきかを話し合うなかで、意見が衝突し、なかなかまとまらない事態になることも考えられます。それぞれが意見を譲らずワガママを言い出したら、キリがないですよね。

そうした事態を避け家族みんなの気持ちをひとつにするためにも、考えの基準となる「家づくりのテーマ」を決めましょう。


何のために家を建てるのか、理想の暮らしを実現する場所はどんなイメージなのかなど、家族みんなで共有する家づくりのテーマを明確にし、それに沿って考えていけば自然と絶対に外せないものや妥協点が見えてくるはずです。

ここでしっかりと住まいづくりのコンセプトを固めておけば、完成するまでの長い期間でも方向性がブレることなく進めていくことができますし、より高品質な家づくりにつなげることが可能です。


「家族会議」から理想の家づくりをはじめてみよう!

憧れの暮らし、夢のマイホームを形にしていく作業は、家族みんなの想いがひとつになる、とても貴重な時間です。どんな住まいをつくるのかを考えることは、これからの家族の人生を考えることでもあります。

お互いの個性を認め合いともに過ごす時間をどう過ごすのか…それは、家族のあり方を見直す機会でもあるのです。



ですから、家族会議にはぜひ小さなお子さまにも参加してもらいましょう。そうやって、「現在」だけでなく、5年後、10年後、20年後の「未来」も見据えてください。

子どもたちの成長や自立など、さまざまな変化によってライフスタイルが変わっても、いつまでも永く安心して住まえる理想の住まいが誕生するはずです。楽しく話し合いながら、家族みんなで理想のマイホームのカタチを見つけてみましょう!

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