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栗東市に完成した二世帯住宅|何人でもウエルカム!|集まりたくなるにぎわいの家

黒一色の壁、白のサッシの外観が存在感を放つ。単色だが、石積み風の立体感がある外壁は光の加減や見る角度によって表情が変わる。大人数でBBQができる大きなウッドデッキは奥村家にとって第二のリビング。


ご両親を含めて6人暮らしの二世帯住宅。親戚や友人たちが集まることが多いため、LDKの面積と開放感にこだわった。これまでに最高で24人が集まったそうで、ご主人のお父様は「仕切りがないからみんなが同じ空間にいられます。それが一番いい」とおっしゃっていました。



あこがれだった吹き抜けのある空間。冷暖房の効率が落ちないように断熱材にこだわり、性能の高いウレタンフォームを施行した。当初、家の規模からエアコンは業務用をすすめられていたが、断熱効果のおかげで、家庭用製品で事足りている。



絶妙なバランスでぎりぎりまで黒を使った内装。スタイリッシュなだけでなく、白一色の空間と比べて立体的に見える。照明器具や家具家電に使われているシルバーが、モノクロームの世界に華やかさを添える。



大人数の来客に備えて和室は6畳を二間つなげた。建具などは洋風だが、扉を開け放したときの眺めに伝統的な美しさがある。



ゆとりのある2階ホールはフリースペースとして使用。お気に入りのバブルシャンデリアは往来から見える場所に取り付けており、家族が見て楽しむのはもちろんのこと、外観のアクセントになっている。



シンプルでめりはりのある玄関。親戚が集まるときは靴がずらりと並ぶため土間を広く取った。シューズボックスも天井の高さまである大容量タイプ。



キッチンは思い切りよく天井まで黒。折り下げ天井にしたことで個室のような雰囲気が加わるとともに、ギャップによりリビングの吹き抜けがより高く感じられる。



奥まった場所にあるパントリーはクローバー柄の壁クロスで変化を付けた。左側は掃除機や日用品を置く階段下収納。扉を開けると洗面室を経由して玄関へとつながる通路の一部になる。



子ども部屋は、天井の幅広のストライプ、壁や家具は白を基調にピンクでアクセントを付けたポップな印象になっている。



1人1部屋ずつ用意しているが、今のところ勉強部屋と寝室という使用用途で分けて共有している。



1階とは異なり、2階の色づかいはとてもカラフル。ご主人のパソコン部屋であり奥様のネイル部屋。



見通しの良い扉がショップ風でかわいらしい。



寝室は1階と同じ黒でコーディネートしたが、木目を入れたことで温かみが加わった。上の写真の右側のクローゼットはご主人専用。



寝室に入って右手前には、奥様の衣装部屋として4畳のウォークインクローゼットを設けた。



大家族であるため洗面室と脱衣室はきっちり分けた。それぞれ2.5畳ずつ取り、鍵付き扉で仕切っている。大理石調の美しい洗面台は余裕の120㎝幅。



ホテルライクな内装の1階のトイレ。黒の便器が特別感を出している。



タイル一つで存在感が変わる!キラキラ輝くニッチ

見学会でも大好評だったというガラスタイルを貼り詰めたリモコンパネルのニッチ収納。「タイル材を使うと高級感が出ると思い、急きょクロスから変えました。カップボードの壁もタイルに変更したんですよ」(奥様)


1階

2階

基本情報

延べ床面積:190.45

建築価格帯:2500万円〜3000万円

工 法:在来工法

工 期:4ヵ月~5ヵ月

大工のご主人がつくった6人住まいの二世帯住宅

ご主人はフィックスホームの大工さん

お若いながら多くの家を手がけ、中には雑誌の表紙を飾った家もあります。
そんな経験豊富なご主人が満を持してマイホームをつくり上げました。内外装材に始まり、設備、家具家電にいたるまで大胆に黒を採り入れたスタイリッシュな家。随所にシルバーを使って高級感も引き出しています。

色づかいを担当した奥様は「本当はリビングも真っ黒にしたかったんですけどね」と少し残念そうですが、「さすがにあかんやろ」とご主人は笑います。



家のクールな印象とは打って変わって暮らしぶりは実ににぎやかです。
というのも、奥村家の皆さまはご両親を含めて6人暮らし。同じ敷地の離れに暮らすお祖母様も行き来するのでほとんど7人暮らしの大家族です。

ご主人世帯はそれまで賃貸に住んでおり、同居を始めるにあたっては、ご両親の暮らすご実家をリフォームする考えでいましたが、親戚一同の意見もあってみんなが集まれる家を新築することにしました。



そんな経緯があって新居のLDKは特大サイズの約25畳
ご主人には5人の姉妹がおり、それぞれの家族が集まると20人を越えますが、シンプルな箱形のLDKは見通しがよく、互いの顔を見てワイワイと楽しむことができます。



また、二間続きの和室も大勢を迎えるためにつくった場所。前座敷と奥座敷を思わせ、先祖代々を祀る金仏壇が引き立ちます。
ご主人のお父様は「私たちと同世代の人からは『うわー、ここ、いいな』と言っていただきます。この間取りにしてもらってうれしい」と感無量のご様子です。



二世帯住宅ではプライバシーの配慮も大切とされていますが、奥村家のみなさんにとって“生活音は聞こえて当たり前”であるため特別な工夫はしませんでした。
「吹き抜けから、子どもたちがキャーキャー騒いでいるのがよく聞こえます」とご夫妻は笑い合います。



吹き抜けは、お2人がどうしても欲しかった場所で、高い天井から下げられたバブルシャンデリアは家のシンボルです。
「あれ、外から見えるようにしたんです」とご主人。段ボールで模型をつくって吊り下げて位置を調整したそうで、確かに道から見るとフレームで切り取ったように電球が美しく見えます。明かりの下はにぎやかな団らんです。


フィックスホーム専属の大工になって8年ほどになるご主人は、住宅コンサルタントの楢崎さん(後列)とは気心の知れた仲。「止めた方がいいことはズバッと言ってくれる。いい人やね」(ご主人)、「いい人。シアタールームをつくるのを止めてくれました(笑)」(奥様)。



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