湖畔の高台に建つ藤田さまのお宅。一日中太陽が降りそそぐ場所で、南仏スタイルの赤い洋瓦が輝いています。
結婚当初からマイホームを望んでいた藤田さまご夫妻は、ご長女の幼稚園入園前を目標に家づくりを考えた。間取りのコンセプトは子どもがのびのびと遊べる家。内外装は、奥さまがあこがれていたナチュラルカントリー風。
ダイニングの棚には、奥さまの趣味の雑貨が飾られています。
LDK は、友人たちが集まってもゆとりのある18畳。ダイニングは、現場監督に取りつけてもらった素朴な棚とフレンチカントリーの照明でカフェの雰囲気に。
ご主人さまの要望で、2階ホールは収納をつくらず広々と。ホールを大きくとることで2階全体がゆったりとして見えます。
リビング階段には扉、その手前に電話カウンターを。扉の色柄は、出入口は木目調、収納は目立たない白で統一。
キッチンも白でまとめてすっきりと。背面の明かり取りの窓は、左側に食器棚を置く可能性を考えて右に寄せました。
十字格子のステンドグラスがおしゃれなプレイルーム。お子さまたちは人形遊びなど女の子らしい遊びに夢中だが、ご主人さまがいるときは、隣のリビングと合わせて広々と使い、奥さま曰く「男の子顔負けの激しい遊び」もするのだそう。
4畳のウォークインクローゼット付きの寝室。カーテンはご主人さまの好みでシックなダークブラウンに。
南向きバルコニーや曲線の美しいアイアンの妻飾りとフラワーボックスは奥さまのこだわり。いっそうかわいらしい雰囲気に。
幅3 . 5m のワイドなポーチ。下屋の面積が広い分、赤い屋根瓦の存在感が増した。
玄関ホールは、ニッチとステンドグラス(裏はプレイルーム)がアクセントに。女性の多い家にシューズクロークは必須です!
1階のプレイルームに加え、2階には姉妹それぞれに6畳の子ども部屋を設けた。「まだ小さいのでひと部屋でふたり一緒に遊んでいます」。
1階
2階
基本情報
延べ床面積:116.91㎡
建築価格帯:1500万円〜2000万円
工 法:木造在来軸組工法
工 期:3ヵ月~4ヵ月
藤田さまのお宅のリビングは、淡いアイボリーの壁と木の建具がやさしいナチュラルカントリー風。ダイニングは奥様の大好きな雑貨がかわいらしく飾られ、ちょっとしたカフェのよう。
奥さまの地元に建てられた新居は、すぐに近所に住む友人たちが集まる場所となりました。赤い洋瓦もシンボルの妻飾りも、どこを見てもかわいらしさにあふれています。「でも、主人の趣味は全然別で、本当はスタイリッシュなのが好きなんです」と奥さま。
それを受けてご主人さまは「風呂の色と2階ホールの大きさ以外、私は『無』やったんです。こういう家は考えてなかったけど、形になってきたら、これはこれでいいかなって」。
そう言いつつも、奥さまとお子さまがマイホームを存分に楽しんでいる姿を見るのがうれしそうなご主人さま。男らしいパパあってのかわいい藤田さまのお宅です。
「費用を一覧にしてくれたので、全部でいくらになるのかとてもわかりやすかったです」 とご夫妻。