家づくりは2～3年後でという方ほど計画が早まる本当の理由｜高気密・高断熱・省エネ住宅を建てる工務店

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楢崎隆也「家学の時間」 [1474] 川尻順子「家楽の時間」 [24] 西口未羽 [87] 林直人 [135]

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家づくりは2～3年後でという方ほど計画が早まる本当の理由

楢崎隆也「家学の時間」

こんにちゎ＾＾

住宅コンサルタントのならざきです！

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

土地探しから家づくりを検討されている方で、「家づくりは2～3年後には」という方は非常に多いです。それぞれのご家族ごとに、ライフプランやライフタイルがあるので、早い方が良いとか、数年先の方が良いというのは一概に言えませんし、家づくりは損得勘定で考えるものではありませんので、考えがあっておっしゃっていることだと思います。

家づくりは2～3年後でという方ほど計画が早まる本当の理由

しかし家づくりの仕事に携わっていて、とても不思議に感じることは、「家づくりは2～3年後に」とおっしゃっている方ほど、現在、販売されている土地情報を検索されていたり、住宅会社巡りをされていることが多いのです。

例えば、新車を購入しようと考えた時、2～3年前からカーディーラーに足を運ぶ人はほとんどいません。今は半導体不足などの関係で、納車までに要する期間が長いために、以前に比べると早めから行動される方もいらっしゃるかも知れませんが、2～3年前からという方はいないと思います。

ではなぜ、家づくりでは、このようにおっしゃる方が多いのか。今回はそのあたりの心情的なことを行動心理学の視点も交えながら、家づくりは2～3年後でという方ほど計画が早まる本当の理由について、言語化しておきたいと思います。

売り込まれたくないから

まず一番大きな理由として、「家づくりは今すぐでと考えています」と言ってしまうと、ハウスメーカーや住宅会社からの営業的アプローチ、つまり売込みの電話や訪問などを多数、受けてしまうことになります。

そこで、そのような売込みはされたくないので、無意識に「家づくりは早い方がいいけれど、具体的に決めている時期もないので、2～3年先に考えていることにしておこう」という心理から、「家づくりは2～3年後に考えている」という言葉になるのです。

裏返せば、「家づくりは早い方がいいけれど、土地探しや建築を依頼する会社は、自分たちの視点や考えで決めたい」という気持ちの表れです。これについては、僕も賛成です。家づくりは、誰かに勧められて行うものではありません。

今の時代は、YouTubeやInstagramをはじめとするSNSで、情報はいくらも集めることができますし、自宅に居ながらにして勉強や研究をすることができます（集めた情報が正しいものであるかを見極める目は重要ですが）。実際の行動は、それからでも遅くはありません。

このように、確実に準備をしている方で「家づくりは2～3年後」とおっしゃる方の中には、条件さえ整えば、すぐに家づくり計画が進んで行く方も多いです。フィックスホームでは、売込みを会社で禁止していますので、安心してご相談ください。

住宅価格が高騰しているから

既に多くの方は、ウッドショックや金属、生コンなどの多くの建築資材が値上がりしていることはご存知です。値上がりの原因をここで詳しくお伝えすることは致しませんが、多くは原油の価格高騰が引き金となっていることは間違いありません。

そのような中、「土地や住宅価格が高騰しているので、少し落ち着いてからと考えています」という方もいらっしゃいます。お気持ちは分かりますが、実はこれが一番危険です。

実際には、現在の状況として、ウッドショックの納期的な影響は収まっています。今は、木材会社の出荷調整も解除されています。また、ロシアのウクライナ侵攻により、ロシアへの経済制裁を行っていることから、針葉樹合板の入荷が見込めず、ベニア板の奪い合いが始まっています。供給量が減少すると、代替材料などを利用することになり、関連材料の価格が高騰することにもつながります。

さらに追い打ちをかけるように、円安が進んでいて、円安が続けば、家を建てる材料の多くを輸入に頼っている住宅業界では、さらに住宅価格の高騰を招くことにもなりかねません。

このような状況を知り、本当に理解されている方の中には、「家づくりは2～3年後」とおっしゃっていても、条件さえ整えば、すぐに家づくり計画が進んで行く方も多いです。

土地価格が高騰しているから

住宅価格と同様に、価格が高騰しているのが土地です。数年前から、滋賀の南部エリアの土地探しは激戦の一途を辿り、特に利便性の高い人気のエリアでは、今なお上昇傾向になります。

そのような状況の中、「今は土地が高いから、家づくりは2～3年後に」とおっしゃる方がいます。2～3年後には、土地価格は今より落ち着くのでしょうか。

未来のことは誰にも分かりませんが、多くの不動産業者の間では、利便性の高い人気のエリアでは、今が最安値で今後は緩やかな上昇が続くのと同時に、郊外のあまり人気のないエリアであっても、上昇は続くため、土地価格が今より下がる期待は出来ないと言っています。

最後に

今回は、「家づくりは2～3年後で」という方ほど、計画が早まる本当の理由について言語化をしてきました。何が言いたいかというと、家づくりを検討している方同士（友人・知人）がお話しをする機会があると思います。その時は「家づくりは2～3年後だよねー」と言いつつ、「え！　引っ越すの！？」という方がいらっしゃると思います。

つまり「抜け駆け」とまでは言いませんが、同じようなエリアで同じような価格帯、同じような条件で家づくりを考えている方は大勢いて、特に土地探しにおいては、その人たちはみんなライバルだということです。

僕が、「土地探しや家づくりは、2～3年かけてじっくりと進めたい」と考えている人ほど、早めに行動をしていきましょうとお伝えするのは、このような理由からです。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。

★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。

それでは、また～＾＾/