資金計画の大切さ
僕の場合はありがたいことに土地がありました。なので、土地に関しては古家の解体費や一時的な引っ越しと期間中の賃貸の支払いぐらいです。でも、それ以前にまずは家づくりの総額にいくらかけてもいいのか?という全体感は感覚ではなく、数字で裏付けた方が安心安全な家づくりになります。家づくりの成功のポイントは「ひき算の家づくり」です。
僕もまずは保険会社や住宅会社でライフプランの相談をし、家づくりにかけてもいい総額を知ることによってその総額の中から土地・建物・諸経費と考えると思います。家づくりの入り口は絶対資金計画から考える事がおすすめです
家づくりで実現させたいことが自身や家族の幸せなのか?が大切
資金計画が把握出来たら、次はどこの会社で、どこの土地に、どのような家を建てるのか?を考えると思います。これはみなさん自身のこだわり、ご家族のこだわりによって無限に選択肢があると思いますが、大切なのは家づくりを通して何を実現したいか?かと思います。
大手ハウスメーカーで建てる、こだわり満載で資金計画も全く問題ないけど山奥の辺鄙な土地に家を建てる、特別な仕様もないし本当にごく一般的なサイズの家を建てる、みなさんはどれが正解だと思いますか?
僕は正直どれも正解だと思います。要はご自身やご家族が家づくりを通して幸せになるならその家づくりは大正解だと思います。
僕の場合は、土地は代々受け継いだものを自分がしっかりと守り後世へと受け継ぐ、二世帯のような暮らしが出来るかつ、ひとつ屋根の下でひとつの家族として暮らす。そして自身や家族の叶えたい事を総合し、僕の場合はハウスメーカーでお願いして家を建てました。
家づくり、最後は「人」
これは一番外せない部分かと思います。ハウスメーカーや工務店、ローコスト住宅等、住宅会社は無数に存在します。決してボランティアではなく、八百屋さんが野菜を売る商売のように、お施主さまはお客さまであって、どこの住宅会社さまも家を売る商売をしているのです。でも家に携わる仕事とは、単にお客様と商売人・店舗・会社の関係だけでは成り立たない世界かと思います。
「お客さまは全て自分の親兄弟、親友と思いなさい。そうすればおのずと自らの言動に現れるよ」本当にその通りだと思います。いくら自分の建てたい家で、理想の間取りで、理想の土地でも、本当にその担当者の方をパートナーとして選べますか?自身の家づくりに寄り添ってくれる、不安や悩みを一緒に解決する方法を考えてくれる、そんな積み重ねがやがて信頼へと繋がり、ご自身のパートナーとし迎え入れられるのだと思います。
自分たちの家づくりに共感してくれ、寄り添ってくれて、家を建てた後も長く付き合っていける「人」に出会う事が何よりの成功だと思います。