例えば、総額4000万円の住宅ローンで、そのうちご主人さまの債権額が3000万円、奥さまが1000万円の債権額で設定したとします。住宅ローンを借り入れると同時に、その後、ご主人さまに万一があった時のために、掛け捨てで、総額1000万円以上の保険料が受け取れる保険に加入することで、リスク回避をするという方法です。
1000万円の住宅ローンを、35年で返済する場合、金利にもよりますが、月々の返済額は26000円~27000円程度になります。
ご主人さまが、30歳の時に35年返済の住宅ローンを組んだ時、タバコを吸わない、メタボリックシンドロームでないなどの条件は必要になりますが、総額1000万円の保険金が受け取れる保険の保険料は、場合によっては月々1500円以下で加入できることもあります。
このような保険に加入しておくと、月々5万円程度が受け取れますので、その一部で住宅ローンを返済し、残った分は生活費に充てることもできます。
この保険は、掛け捨てで尚且つ受け取れる保険金が、段階的に減っていくタイプの保険ですので保険料も安くて済みます。仮に、ご主人さまが住宅ローンを組んですぐに亡くなられたら、35年(奥さまが65歳になるまで)に渡り毎月5万円程度が受け取れるということです。40歳の時にご主人が亡くなられたら、25年間に渡り受け取れるということです。受取保険金の総額が変わることだけは忘れないようにしてください。