2021.01.23
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見学会後、人気急上昇!!|L型キッチンは便利!?

川尻順子「家楽の時間」

こんにちは
設計コーディネーターの川尻です(*^^*)
 

もうすぐ確定申告の時期ですね!
税務署に必要資料を取りに行ったら、駐車場待ちの車の列が道路まで続いていました・・・

車で行った事をちょっと後悔した休日。


L型キッチンの魅力!

1月の見学会の会場がL型キッチンだった事もあり
『L型キッチンが良いなぁ』というお声が聞こえるようになりました(^^)

昔に比べると、L型キッチンのご要望は減ってきたような印象ではありますが・・・
特に料理好きの方には根強い人気!?


調理動線が短くて作業効率が良い!

ワークトライアングルという【冷蔵庫・シンク・加熱機器】の動線が短く、作業効率が良いのがL型キッチンの魅力です!
下ごしらえ・調理・洗い物を少ない歩幅でスピーディに進められるので、調理時間の短縮にもつながりますね。

作業スペースが広くとれる

作業スペース(シンクとコンロの間)が広くとれるので、調理しやすい!
複数人で料理をされるご家庭にもオススメです!

また、デッドスペースと言われがちですが・・・
カウンターのコーナー部分は奥行きもしっかりあるので、調理済のお鍋を置いたり、盛り付け時もスペースが十分に確保されているので、ゆとりをもって作業できます。
料理好きの方にL型キッチンが人気なのも、これが理由でしょうか(^^)

配膳しやすい

壁付け型のL型キッチンの場合は、ダイニングテーブルの位置が近く、配膳しやすいのも特徴です!!

フィックスホームに入社する前は、キッチンのプラン作成をしたり、各メーカーさんのショールームへ同行してお打合せしたり、取扱い説明に伺ったり・・・という仕事を中心にしていました。
7年間で沢山のご要望をお聞きしてきましたが、実はL型キッチンのプランは意外と難しい(>_<)

L型キッチンにはこんなデメリットが・・・

レイアウトによっては動線が長くなる!?

最も難しいのが
カップボードや冷蔵庫のレイアウト!

使いやすい位置にカップボード(食器棚・家電収納庫など)や冷蔵庫が配置できないと、キッチン単体の動線は短くて便利でも、冷蔵庫⇔キッチン⇔カップボードの動線が長くなってしまいます。
また、カップボードのスペースなども加味すると、一般的なI型キッチンに比べるとスペースが必要になる事がありますので、コンパクトにまとめたい方には注意が必要です。 


コーナー部分がデッドスペースに

よく耳にされるのが
「コーナー部分がデッドスペースになる!」ではないでしょうか?
カウンター上は配膳や調理スペースとして便利に使う事が出来ますが、コーナー部分のフロアキャビネットは少し使いにくいので注意が必要です。

中高級品のキッチンにもなると、コーナー部分もワゴンタイプやスライドタイプになっている物もありますが、一般的には開き扉になる事が多いので、少し使いにくくなる事が多いです!

値段が高い!?

一般的なI型キッチンに比べると、L型キッチンはキャビネットが多くなり、また、カウンターが2枚に分かれる事もあり、値段は高くなります!

いかがでしたでしょうか?
キッチンはそれぞれの形によってメリット・デメリットがあります。

何を重視されるのか、生活スタイルや予算、また、キッチン単体で考えるのではなく、間取りなど全体的に考えていく事が大切です!

また、L型に限らずですが、壁付けキッチンの場合はチャイルドゲードの設置が難しくなります。
お子さんが小さいご家庭や、これからお子さんがお生まれになるご家庭では、将来を見据えたキッチン計画が必要です(*^^*)

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おしゃれなお家、是非参考にしてみてくださいね(^^)/


YouTubeやSNSで情報が溢れている時代。
便利ではありますが、全ての方にとって『良い物』や『絶対』はないと私は考えます。

家族構成、生活スタイル、家づくりの予算感、ご家族が望まれるもの・・・
それぞれ違っていて当然です。

一つの参考としてご活用いただければ幸いです。