また最近では、土地探しはお客さまに任せて、全くお手伝いをしない建築業者もあり、尚且つ「南向きの土地でなければウチでは家を建てない」とまで言い切る会社もあるほどです。
住宅会社や工務店として、プロとしてこだわりを持つことは重要だと思いますが、敷地の向きまで指定するのは、個人的には行き過ぎだと思います。難しい条件の敷地でも、可能性を十分に引き出し、「この土地で、よくぞここまで考えたな」と言われるのが真のプロだと思います。
さて「プロの在るべき姿」の話しはそれくらいにして、今回は、さまざまな条件の中でも、間取りづくりのハードルが高いと言われる北向きの敷地に、家を建てる時に知っておきたいことをテーマに進めていきたいと思います。
