2020.10.13
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滋賀で土地の価格交渉をする時に知っておきたい不動産業界のルール

楢崎隆也「家学の時間」

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。



日々、滋賀で土地選びから家づくりを検討されている方々のお手伝いをしています。大津、草津、栗東、守山周辺で、土地選びが思うように進まないとお悩みの方が多いのが現実です。



滋賀で土地の価格交渉をする時に知っておきたい不動産業界のルール

気に入った場所は高い、安く売っている土地では条件が合わない。このようにネット情報を見てはため息をついておられる方も多いのではないでしょうか?



「もしこの土地が、あと200万円安かったらなぁ」、そんな気持ちになるのも無理はありません。土地価格は交渉できるということは、以前の当ブログや動画でもお伝えをしてきました。しかし土地取引が、人と人とで成り立っていることは言うまでもありませんし、そこには土地取引に関するルールというものが存在します。

そこで今回は、土地探しを上手く進めるために必要な価格交渉を行う時に、知っておきたい不動産業界の暗黙のルールについて詳しく解説をしたいと思います。



土地探しで困っている人の特徴

まず、土地探しに困っている人で、「待っていたらいつか良い土地が出るかも知れない」と考える方がいますが、それが正解かどうかの答えは2つに分かれます。



1)土地相場より予算に余裕のある人の場合

予算に余裕がある方は、待った方が良い土地が出る可能性は十分にあります。不動産屋さんに予算と希望を伝えておけば、良い土地が出れば紹介してくれます。ただし、これは予算が十分にあって、そのエリアの地価相場以上の予算がある場合になります。



2)土地購入予算に限りがある人の場合

逆に予算に限りがあって、少しでも安く買いたい、特に相場価格より安く手に入れたいという人の場合は、待っていても良い土地が出る可能性はかなり低いです。



相場より安い値段で買いたいということを伝えておいても、インターネットなどに掲載して、相場の値段で買ってくれる人を探した方が利益になるので、「安い土地が出たら、教えてください!」と伝えてもあまり効果がない場合が多いです。



また、「誰かがふと安く土地を売りに出してくれないかなぁ」という期待されている方ついても同様です。売る人(売主)は少しでも高く売りたいですし、間に入る不動産屋さんも出来るだけ高く売る方が手数料が多くもらえるので、高く売りたいと考えます。



ですから、相場より安い土地を探している人は、漠然と待っているだけでは、今出ている土地の相場より安くて、条件の良い土地というのは現実的には難しいのが現実です。



このような場合、「逆に相場よりも少しくらい高くても、条件が良ければ買いたいです」と伝えておくことで、優先的に情報をもらえる可能性が高まります。



土地の価格交渉の前に

気に入った土地が見つかり、いざ購入を進める際の進め方には、不動産業界のルールが存在します。土地購入の意思が固まったら、最初にあなたがする行動は「不動産購入申込書」や「不動産買付書」などの記入です。いきなり契約ではありません。



特に価格交渉を行う場合には、その書類に、氏名、住所をはじめ、その土地がいくらになれば購入したいのかの希望金額を記入することになります。どのくらいの金額を記入するのが妥当か、もしくは、どのようにして記入する金額を決めるのかというお話しは、ここではしませんので、ご興味のある方は楢崎までご連絡ください。



書類に記入した金額が、その土地に対するあなたの購入希望価格、つまり交渉金額ということになります。あくまでも交渉ですので、あなたの希望金額が必ず了承されるとは限りません。



価格交渉をした時の売主からの回答は4種類

土地購入のために価格交渉をした場合、売主側からの回答は、全部で4種類になります。

一つ目は、あなたの希望金額通りの満額回答という場合。例えば、1200万円で売られていた土地を、1000万円で買いたいと交渉した時に、売主から「1000万円で売ります」という回答が返ってきた場合です。



二つ目は、あなたの希望金額と、売主の販売価格の中間での回答。例えば「1100万円なら売ります」という間を取った回答の場合です。



三つ目は、あなたの希望金額は、全く受け入れられず、「1200万円でないと売れません」という、いわゆるゼロ回答です。



四つ目は、あなたの希望金額と、もともとの販売価格に差があり過ぎて、「あなたのような無茶を言う方には売りたくありません」という、交渉にも至らない場合の回答です。



この四つ目の回答が出てくる場合は、売主の心象を害した場合が多いので、おそらくもう二度とその土地の購入は出来ないという可能性が非常に高まります。極論を言えば、その土地を所有しているのは売主ですから、誰に売るかは自由に決めることが出来ます。そのため、心象を害してしまうと、「どれだけお金を積まれても、あなたには売らない!」と言われてしまったらそれまでなのです。



そこで僕らは、四つ目の回答にならないように、最悪でも三つ目の回答になるように、さまざまな状況、情報を分析しながらお客さまと一緒に、交渉金額について慎重に相談をしています。



価格交渉は1回限りと心得る

土地は「現状有姿取引」を基本とします。つまりあるがままの姿で取引を行うのが基本です。価格がいくらだったとしても、土地の状態が変わることはありません。ですから、少しでも安く買いたいという気持ちは痛いほど理解できますが、立派な大人の交渉、取引になりますので、節度を守って進めなければなりません。



そして土地価格の交渉は、基本的に1回だけだと考えておかなければなりません。例えば、もともと1200万円で販売されていた土地に対して、「1000万円で売ってもらえないか?」と交渉したとします。それに対して売主は、「1100万円なら売ります」と回答してきたとしましょう。これは売主からの正式な最終回答になります。



ですから、「もう一声! 1080万円ではどうですか?」などという2度目の交渉は出来ないと考えておく必要があります。あなたの希望に満たなかったとは言え、「1100万円なら売ります」という売主からの正式最終回答に対して、あなたが出来ることは、「1100万円で購入する」か、「希望額に満たなかったので諦める」かのどちらかになります。



最後に

土地購入、価格交渉は、人生で一度あるかないかの大きな金額のお話しであると同時に、大人同士のやり取りになります。一方的に自分の希望だけを伝えたらよいものではありません。そこには売主という人が存在することを忘れてはいけません。節度をわきまえた大人の対応も重要な要素になります。何か気になることがありましたら、遠慮なくご相談ください。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。



人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。




それでは、また~^^/



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