2020.08.25
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ハウスメーカーの比較を保証の視点で考え期間や範囲を徹底解説

楢崎隆也「家学の時間」

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。



ここ数年、住宅の高気密高断熱化が進み、性能が格段に上がりました。僕が自宅を建築した20年前は、単板ガラスにアルミサッシ、外壁は12ミリで断熱材の厚みは5センチほど、屋根はスレートが一般的でした。



それに比べると今の住宅は、特に希望をしなくてもペアガラスのアルミ樹脂複合サッシ、外壁は16ミリなど、商品性能はもちろんのこと、メンテナンス性なども本当に良くなりました。



ハウスメーカーの比較を保証の視点で考え期間や範囲を徹底解説

住宅の基本性能の向上と合わせて、大手ハウスメーカーを中心に、昔では考えられない保証(60年など)を大々的に打ち出す会社も現れました。保証期間が長ければ長いほど、安心して暮らしていけることと思います。では新築の住宅を購入する場合、一体どのような保証内容がある会社を選ぶべきなのでしょうか?



保証については、大きく2つに分かれます。一つは法律で定められている義務としての保証。そしてもう一つは、住宅会社それぞれが、独自に行う保証制度です。そこで今回は、ハウスメーカーや住宅会社、工務店の住宅に対する保証について、言語化をしておきたいと思います。



住宅瑕疵(かし)担保責任保険とは?

家は完成して引き渡しを受けたら終わりではありません。賃貸の物件と違って、住宅を建築するとなると、30年、40年と長期にわたって住むことになります。



そこで平成12年4月1日より施行された品確法により、新築の住宅は引き渡しから10年間の保証が義務付けられました。もしも建物に瑕疵(かし)があれば、住宅の建築主は、ハウスメーカーや工務店などに賠償請求と修繕のための補修工事を無償で要求することができます。



法律による保証の対象は、住宅の基本構造上の主要部分の瑕疵(かし)になります。例えば、柱や梁、土台や基礎、壁、屋根などの住宅の基本構造部分の瑕疵や欠陥、また屋根、外壁、開口部(窓など)からの雨水の侵入がこれに該当します。



法律で加入が義務付けられてる以上、大手ハウスメーカーから地元の工務店まで、規模の大小を問わず、どこの施工会社を選んだとしても、10年間の保証を無償で受けることができます。



大手ハウスメーカー独自の長期保証とそのメリット

まず前提として、僕の築20年の自宅に比べ、最近の住宅は商品の質が上がり、建築技術も発達しているということもあって、新築であれば10年や20年くらいは品質を維持できるものです。



昔のように10年経ったら、外壁や屋根の塗り替えや、やり替えをしましょうなどということはありません。本当にメンテナンスややり替えなどの作業が必要になるのは、10年目以降からです。



ただし今の住宅の質が、いくら良いからと言っても、さすがに20年や30年も、何もメンテナンスをしなければ劣化が激しくなっていくとは思いますが。。。



そこで20年、30年、60年にわたって保証制度を設け、独自の長期保証サービスを提供するハウスメーカーが現われてきました。独自の長期保証制度のあるハウスメーカーを利用すれば、必要な時期に保証を受けられないなどのトラブルを避け、安心、安全な暮らしを送れます。



特に30年間も定期点検をしてくれるなど、長期にわたるサポートがあるハウスメーカーならば、何かトラブルが発生する前に対処ができて安心です。



独自保証制度は、全てが同じではない

それでは、長期保証制度を持つハウスメーカーを家づくりのパートナーに選べば、引き渡し後は安心かと言えば、必ずしもそうではないので注意が必要です。



つまり、長期保証制度といっても、どこの会社でも保証内容がすべて同じとは限らないということ。実は長期保証といっても、ハウスメーカーによってその保証対象が異なってしまうということなのです。



先ほどお伝えをした品確法があるため、最初の10年間に関しては、どこの住宅会社に任せても、同じような保証を受けることは可能です。しかし、11年目からの保証内容が、会社によって大きく違う可能性があります。



例えば同じ30年保証のあるハウスメーカーであっても、無償点検と有償点検では、当然ですがコストに違いがあります。点検の頻度も、5年毎の点検と10年毎の点検では、不具合が発生してから対処に至るまでの時間に違いが生じます。



保証の対象の範囲はどこまでなのか、どれくらいの費用がかかるのかなど、保証内容は会社よって異なります。ひとことで長期保証といっても、保証期間が単純に長ければ良いという訳ではないことです。極端な話し、その会社が倒産してしまえば、いくら長期保証だったとしても、元も子もありません。



ハウスメーカーや住宅会社、工務店を選ぶ際には、長期保証の有無だけでなく、その保証契約の内容にまでしっかりと調べ、確認しておきましょう。



保証はあっても全てが無料ではないことも

ハウスメーカーや住宅会社、工務店によって、独自保証の内容に違いがある以上、単純に保証期間の長さだけでは優劣をつけることが出来ないとお伝えをしました。ではその他、どんな部分に違いがあるのでしょうか?



例えば、保証期間を延長(継続)する場合、会社指定の有料の点検を受けなければならなかったり、点検で指摘を受けた部分は、修繕しなければ保証期間は延長(継続)出来ない場合もあります。



また11年目以降の毎回の点検自体に費用が掛かったり、その費用が一体どのくらいの費用がかかるのか、どこまで保証してもらえるのかなど、延長することでどう契約が変わるのか確認することが重要です。



最後に

多くの方にとっては、一生に1度の家づくり。長期にわたって、安心して住宅で暮らしたいという思いは誰でも同じだと思います。ハウスメーカーの住宅は高額である代わりに、長期保証制度を利用できるというメリットもあります。



また逆に、地元の住宅会社や工務店では保証期間は短いけれど、その分、初期コストを抑えることができ、困ったことがあればすぐに駆けつけてくれ、毎度毎度の費用はいただきませんという工務店もあります。あなたにとって、本当の安心はどちらでしょうか?



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。



人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。




それでは、また~^^/



9月 大津市松が丘地区 完成見学会のお知らせ

【リアル or WEB完成見学会】

初期コストを抑えて省エネ健康住宅をつくる秘密を公開!

今回のお家は、ご夫婦が生まれ育った地元に戻り、静かな落ち着いた環境の中で安心して子育てをしつつ、自宅での家族との時間を楽しく快適に過ごせるようにと「シンプルな暮らし」を目指して建てられたお家です。

 

間取りで最も大切な動線は、何度も入念に検討され、外出時、帰宅時、家事や子育てをイメージしながら、ベストな選択をされました。リビングには、テレワークやお子さまの勉強にもしっかりと対応できるスタディーカウンターが設置されており、将来への備えも万全。また行き止まりのない八の字回遊動線は、普段の暮らしの中でも非常に便利ですが、急な来客時には特に効果を発揮し、プライベート空間を見せることなくお客さまを客間へ案内できます。

更にご夫婦の目指すシンプルな暮らし方で重視したのが収納計画。暮らしの中で増えていく様々な荷物も、リビングや廊下など、各スペースに設けられた大小さまざまな収納場所へスッキリと収まります。リビングと廊下周りの収納は圧巻です。ぜひ参考にしていただきたいと思います。



全体的な予算のバランスを慎重に取りながら、予算内で性能やデザインにも最大限にこだわられた今回のお家は、どっしりとした外観からもご夫婦のバランスの良さが伝わってくるようです。



さて2020年の春は、新型コロナの影響により暮らし方が大きく変化しました。自宅で過ごす時間が増えたことで、住宅に求められることも変化してきたのです。シンプルな暮らしで健康に、そして快適に。。。



ぜひこの機会に、フィックスホームのリアル or WEB見学会をご活用ください。



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