2020.06.15
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栗東市・草津市で建てた注文住宅の不満|2位は「冬寒い」では1位は?|家を建てた後の「不満」BEST3はコレ!

楢崎隆也「家学の時間」

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。



さまざまな物に対する価値観が大きく変わった中、住まい(住宅)に対して求められること(価値観)も大きく変わりました。これまでは、間取りの広さや便利さ、収納などが重視されてきた時代から、安全や健康、エコや耐震性など、家づくりを考える人たちの視点が変化してきたのです。

「家の不満を教えてください」アンケートでは、意外な答えが1位になりました。家を買う前、建てる前の不安や悩みはどこへ行ってしまったのでしょうか?と思うくらいに、間取りや収納、デザインはランク外となりました。



そこで今回は、家を建てた後の不満BEST3をご紹介しながら、これからの住まいに何が求められているのかを言語化していきたいと思います。



日本の住宅は欧米と比較すると赤ちゃんレベル

日本の気候は、みなさんもご存知の通り、高温多湿気候と言われています。ここ数年は、地球温暖化の影響もあり、私たちが住む滋賀県でも、夏はムシムシとした猛暑日が続き、冬は凍るような寒さの日が多くなりました。



世界的に見ても、今までの日本の住宅は高気密高断熱化が進んだとはいえ、まだまだ欧米レベルの基準にはほど遠い性能です。アジアの周りの国と比較しても、中国や韓国の足元にも及ばないという、温熱環境性能の家が未だにごく普通に建てられています。

なぜ、世界第3位のGDPでもある日本の住宅が、そこまで低レベルなのでしょうか?



大手ハウスメーカーの住宅展示場を見れば、見た目のデザインや豪華な設備機器には最先端の配慮や最新の設備や装備が施されていますが、いざ、家本体の性能はというと、技術面では可能なことも、どうしても価格面でこれ以上は上げられないというのが、本音のところです。



家は性能で選ぶ時代!

もちろん、大手ハウスメーカーも以前に比べれば、家の性能も上がってきていますが、家の快適性を求める上では、鉄骨造よりも木造のほうが熱を伝える比率が低いため、どうしても数字上は有利になります。



ご存知の通り、一条工務店さんも規格化された木造住宅を建てています。



数年前に比べれば、地元の工務店や不動産業者が建てる家も、格段に気密性や断熱性は上がってきています。しかし、まだまだ夏はエアコンをフル稼働させても暑いし、冬はファンヒーターを各部屋でつけなければ寒いというのが現状です。



家の不満を教えてください

ちょっとこのアンケート結果を見ていただきたいのですが、これに関しては、家を建てた後にしか分からないことだと思います。



「家の不満を教えてください」

1位:夏暑い  28%

2位:冬寒い  27.3%

3位:結露する 15%


これはある建築雑誌が過去3年以内に新築住宅を購入した人、11,000人を対象に実施したアンケート結果です。



家を買う前、建てる前の不安や悩みはどこへ行ってしまったのでしょうか?と思うくらいに、間取りや収納、デザインではなく、家本体の性能に関わる部分の不満がダントツに多いということです。



エアコン1台で冬は暖かく、夏は涼しく

「家は性能」で選ぶ時代と言いましたが、そもそも家の性能とは、どうやって買う前に知ることが出来るのでしょうか?

ハウスメーカーであれば、カタログに家の性能を表す値、例えば、Q値、UA値、C値というのが書いてありますが、気をつけなければいけないのは、その数字はあくまでカタログ上での数字であり、実際に建てた家で測定された数字ではないという場合も多いのです。



Q値やUA値に関しては、窓や断熱材、間取りが決まれば設計段階で算出することは可能ですが、C値に関しては、実際に現場で測定しなければ、本当にカタログの数字が出ているのかはわかりません。



C値とは、家の気密性を表す数値で、この数字が小さいほど家の隙間が少なくなり、冷暖房の熱が外へ逃げにくいということになります。一般的には、C値は1.0を切れば、気密住宅であると言われています。



とはいえ、暑さ、寒さ、結露という問題を引き起こす一番の原因は、「窓」にあります。サッシと呼んでいますが、窓の枠とガラスの部分です。



最近の家は、ガラスの部分に関しては、ペアガラスでほとんどの家が2重ガラスになっていますが、結露を引き起こす一番の原因は、サッシの枠の部分にあります。



最先端のエコ住宅であれば、サッシの枠部分は内外とも樹脂製を使用していますが、未だに、家の外側に関してはアルミ製を使っている住宅会社も少なくありません。



建ててから後悔しないためには、しっかりとした予備知識を持った上で家づくりをしなければ、快適な家を手に入れることは難しい時代なのかもしれません。



これは一つの目安にしていただきたいのですが、一年中、出来るだけ光熱費を抑えつつ快適に暮らすには、家の省エネ性能を表すUA値が0.46以下で、なおかつ、隙間を表すC値が0.5以下の家づくりが必要になります。



このレベルの性能であれば、冬はエアコン一台で、真冬でも家の中は快適に過ごすことが可能です。真夏であれば、住まい方の工夫だけで家中を快適温度に保つことができます。



エコ住宅のメリット、デメリットとは!?

最近の家は気密性が高いと言いましたが、もう一つ結露を引き起こす原因になっているのが、ファンヒーターの使用です。



気密性が高ければ高いほど、家の中で燃焼する器具を使用すれば結露のリスクが高まり、せっかく暖かくなったのに1時間か2時間程度で窓を開けるなどの換気が必要にもなります。



灯油のファンヒーターやガスのファンヒーターは確かに暖かいですが、気密性の高い家で燃焼器具を使用してしまうと一酸化炭素が発生してしまい、健康的にもよくありません。



エコ住宅のデメリット

エコ住宅のデメリットは、排気設備付き器具を除けば、家の中で燃焼する暖房器具を使えないこと。そして、光熱費は低く抑えられるものの、初期コストは一般住宅に比べ上がります。この上がった分を、月々の光熱費で相殺しつつ、30年、40年と快適にお暮しいただくということになります。



エコ住宅の最大のメリット

逆に最大のメリットはと言えば、リビングだけではなく、廊下やトイレに至るまで家中がほぼ一定の温度を一日中保てることです。



基本的に、エアコン一台で家中の暖房をまかないますので、光熱費が気になることと思いますが、22°C設定の弱運転を24時間連続運転させることにより、エアコンの能力を最小の状態でキープできますので、高いと思われがちなエアコンの電気代が逆に一般的な住宅に比べて、年間で約11万円も安くすることが可能です。



後悔する前に比較してください!

家は一生に一度の人生で一番高い買い物だと言われています。建ててから、住んでから、思っていたより冬が寒いとか、夏が暑いという不満が出ないように、しっかりと家の性能についてもご家族で検討されることをお勧めいたします。



エコ住宅を建てるには、確かに一般的な住宅と比べると、初期投資は少し高いと感じられるかもしれません。



多額の住宅ローンを抱えつつ、初期投資を抑えて、住んでから毎月高い光熱費を支払う生活をされるのか、価値あるエコ住宅を建てて、光熱費を抑えたライフスタイルを過ごすのかは、ぜひ家を建てる前にご家族でお決めいただければと思います。

家を建てる時だけの費用を比較するのではなく、建てたあとの費用、毎月の光熱費や維持管理費用を合わせた上で、家づくりを30年間程度のトータル的な費用で考えなければ、毎月の住宅ローンの返済に追われるはめになっては本末転倒だと思うのです。



太陽光発電パネルを載せたり、蓄電池をつけたりすることも光熱費を抑えるという意味では良いと思いますが、これからの時代は発電した電気の買い取り価格も年々安くなることが予測されますので、長期的な目で見れば、電気の買い取り金額で光熱費を補うことは難しくなることは目に見えています。



体感すれば必ずわかる!エコ住宅が一年中快適な秘密

フィックスホームでは毎月、比較見学会を開いています。この見学会の目的は、「今、いったいいくらで家ができるのか?」「子育て世代の家づくりの基準とは?」を示すためのものです。決して住宅の売り込みが目的ではありません。



「家づくりで失敗しないためには、3社の見学会に参加すること」と言われています。ぜひ一度、フィックスホームの見学会にご参加ください。そうすれば、みなさんの家づくりは、きっと成功することでしょう。



★住まいづくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。



人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



7月 守山市洲本地区 完成見学会のお知らせ

【リアル or WEB完成見学会】

30代のご夫婦が建てた、こだわりの平屋! 2LDK26坪の家

今回のお家は若いご夫婦が、ご自身たちにちょうど良いサイズのコンパクトな暮らしを求め、さまざまな暮らし方を検討した上で最後にたどり着いた、老後まで安心して暮らせる、お財布にも健康にも優しい家です。



建売住宅や中古住宅も考えたものの、やはり望む間取りや建物サイズなど、重視したいポイントを満たした物件は見つからなかったそうです。土地選びはご実家との距離感も含め、慎重に立地と価格、広さのバランスの取れたこの場所で決断をされました。

ご夫婦が重視したのは、耐震性や耐久性など建物に関することだけではありません。予算内で、暮らしやすく希望の叶った間取りの提案をしてくれることはもちろんのこと、数多くの住宅会社を見てまわる中で、家は建てて終わりではないからこそ、引き渡し後も、末永くお付き合いのできる住宅会社を選びたいと、雰囲気や人柄も重視したと言います。



ここ数年、滋賀でも非常に人気の高い平屋だからこそ、陽当たりや防犯、庭とのつながりや敷地の活用方法など、2階建てとは違った工夫が必要になるのも事実。


世の中が大きく変わり、住まいに健康や安全がさらに求められ、そして過ごし方には個性が光る時代になりました。家づくりで平屋が「贅沢」と言われる時代は終わりです。



ぜひこの機会に、リアル or WEB見学会でご活用ください。

■開催場所 : 滋賀県守山市洲本地区

■開催日時 : 2020年7月日(土)(日)2日間

■開催時間 : 10:00~16:00まで(雨天決行)

【予約優先制:リアルorWEB】の見学会です。



※WEBご予約の締め切りは、7月3日(金)17:00まで。



※見学会の詳細情報はコチラ



※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、社会情勢やご予約状況により、締め切りを早めたり、見学会を中止させていただく場合がございますのでご了承ください。


※新型コロナウイルス感染症拡大防止と予防に関する対策とお願い

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