2020.05.27
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栗東市・守山市でパッシブデザイン生活を楽しむ間取りと設計ルール

楢崎隆也「家学の時間」

こんにちゎ^^

住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。



日々家づくりのご相談に乗っていると、住まいの快適さを確保するために、エネルギー費用をかけている人が多いですね。

エネルギー費用をコントロールできない賃貸物件に住んでる場合は、ある程度は仕方がないとしても、住宅ローンに加えて、エネルギー費用の固定費が毎月かかってくるとなると、家計へのダメージはかなりのものになると思います。

そこで、ご紹介したい概念が、パッシブデザイン という考え方です。今日はパッシブデザイン で思うことを、言語化してみたいと思います。



パッシブデザインとは?

パッシブデザインとは、エアコンなどの機械をできるだけ使わず、太陽の光、熱、そして空気といった「自然エネルギー」を最大限に活用・調節して、快適な住まいづくりをしようとする設計思想・設計手法のことです。


パッシブデザインにする目的を考える

パッシブデザイン にする目的。それは、そもそもかける必要のないエネルギー費用をかけない工夫をする。知恵を出し、毎月の固定費を減らしながらも、快適な暮らしをすることを目的とします。地球環境にも、家庭のお財布にも、そして健康にも、より良い状態にすることを目的にします。



自然エネルギーを活用する

夏は空気の通りを利用する。空気が流れることで、体感温度は低くなります。空気が淀んだ部屋の中にいることで、体感温度は高くなり、部屋の中でも熱中症を引き起こします。



部屋の中に、空気の流れを確保する道を作ることで、空気の淀みを無くし体感温度を下げることができます。また、特に栗東市や守山市、草津市でも夏は湿度が高いので、空気の流れをつくることで体感温度を下げていきます。



冬は太陽の光を利用する。冬の寒い日でも、風のない日に直射日光に当たると、ポカポカする体験をしたことはないでしょうか?



昼間に、太陽の光を部屋の中に取り込むことで、部屋の中の温度は高くなり、過度な暖房費用をなくすることができます。



初期コストも出来るだけかけない

初期コストをかけないことが重要です。ここ最近は、なくなりましたが、全館暖房費用に200万円投資したけれど、毎月の灯油費用が5万円を超えて、入居してから3年で全館暖房システムを使わなくなり、5年目に点検してみたら、壊れていたというような、大手ハウスメーカーで建築されたご家族が、フィックスホームにも相談に訪れました。



夏の快適さも、冬の暖かさも、できる限り自然エネルギーを使うこうとで、暖房器具や冷房器具に頼らない結果、初期投資を抑えるための知恵や工夫のある住まいづくりにすることも大事です。



パッシブデザインをするにあたり具体的にオススメしたいこと

パッシブデザイン にするために大事なことがいくつかあります。ここでは、間取りを考える上で、具体的に実践したいことをご紹介します。



屋根形状を切妻、片流れにする

屋根の形状は、切り妻か、片流れにしてください。そして寄棟は、避けてください。これは屋根裏にこもった熱や湿気を外へ逃がす「棟換気」と空間を十分確保するためです。



リビングに十分な太陽光を取り入れられる工夫をする

次に間取りを考える上で、一番長くいる場所であるリビングの快適性を優先順位を高くし、夏は十分な空気の流れの道を作り、冬は十分な太陽光の当たる道を確保してください。



リビングを吹き抜けにする

リビングの空気の流れの確保のために、リビングを吹き抜けにして、上下の空気の流れを作るようにしましょう。リビングに吹き抜けを作る場合は、家全体の廊下をできる限り無くし、部屋単体での暖房を考えるのではなく、家全体での暖房を考えることも重要です。



各部屋の日射取得と通風を十分に確保する

各部屋に空気の流れを十分にとる配置で、間取りを考えていきたいものです。

具体的には、ここでは3つ紹介します。



各部屋に二箇所の窓をつける

各部屋には、できれば二箇所の窓を付けたいものです。そしてその窓は、できる限り、部屋の中心を通って風が流れるように配置したいです。

特に、小さな部屋こそ、できれば二箇所の窓を取りたいのです。



欄間(ランマ)をつけたりリビング階段を使って上下の空気の流れを確保する

部屋に2箇所の窓を確保できない中部屋の場合は、部屋の出入り口に、ランマを作って風の通り道を作ります。例えば、主寝室や子ども部屋は、ランマからリビング階段を使って上下で空気の通り道を確保したりします。



シンプルな家の形にする

外観をシンプルな家の形にすることも重要です。外観をシンプルな家の形にすることで、部屋の中もシンプルな、直線的な間取りになります。直線的な間取りになることで、空気の通り道を確保できますし、上下階の空気の流れも生み出します。またシンプルな家の形と間取りは、初期コストを削減することにつながります。



最後に

土地の良いところを十分引き出して活用し自然の恵みである、太陽をうまく使う敷地の使い方、空気の流れを良くする間取りを作成することで、初期投資をかけずに、また、生活してからのエネルギー費用をかけずに、快適な生活を手に入れることができます。



これから、家づくりをする人は、ぜひ「健康とお財布に優しい家」にチャレンジしていただきたいと思います!



★住まいづくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、住まいづくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。



人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと共に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたが望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また~^^/



5月【リアル or WEB完成見学会】

栗東市目川 専属棟梁が大切な家族を守るために建てた自邸を公開!

今回のお家は、フィックスホームの専属棟梁が今まで支えてくれた奥さまとご両親、そして可愛い2人の娘さんの成長をあたたかく見守るために、そしていつでも家族が集まるリビングにしたいという願いを込めて建てられたお家です。



ご家族が重視した家事動線と収納は、日々の家族の動きや未来の暮らしをイメージしながら、理想の間取りを追求し、細部まで何度も検討を重ね出来上がりました。

その考え抜かれた使いやすい動線は、洗濯や掃除、片付けが手軽に短時間で済ませられることはもちろん、朝の慌ただしい時間でも手際よく出掛ける準備の出来る様々な工夫が施されています。



もちろん今だけのことではなく、ご両親さまや、また娘さんが年頃に成長された時でも気兼ねなく使えるよう、洗面所と脱衣所はしっかりと分けました。



朝日がたっぷりと注ぐ吹抜けのあるリビングの先には、収納豊富なスッキリとしたキッチン。娘さんたちと一緒にお料理をする嬉しそうな奥さまの姿が目に浮かびます。



人生100年時代の見据え、家族の健康のためにも、身体に負担の少ない家づくりを目標に、住宅の基本性能を重視し、断熱性や気密性にもこだわりつつ、経済的にも出来るだけメンテナンスの少ない材料を選ばれました。



大切な家族を守るために、自宅に居ながらでも家づくりの準備をする方法があります。

この機会に、ぜひリアル or WEB見学会をご活用ください。

■開催場所 : 滋賀県栗東市目川地区

■開催日時 : 2020年5月30日(土)31(日)2日間

■開催時間 : 10:00~16:00まで(雨天決行)

完全優先制:リアルorWEB】の見学会です。



※WEBご予約の締め切りは、5月29日(金)17時まで。



※見学会の詳細情報はコチラ



※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、社会情勢やご予約状況により、締め切りを早めたり、見学会を中止させていただく場合がございますのでご了承ください。


※新型コロナウイルス感染症拡大防止と予防に関する対策とお願い

無料オンライン相談も、ぜひご活用ください!

望む人生を手に入れるための情報はコチラ

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